3つのポリシー
令和6年3月7日改正 令和2年4月1日施行
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
基本方針
食物栄養学科では、「人間性の涵養と実学の重視」という建学の精神に基づき、「礼節」「自律」「共生」を旨として自身を厳しく律しながら、栄養と食の視点から、専門資格の深い知識と技能を、相手の側に立って活用し、考え、行動できる人材を育成します。
1.幅広い学びに基づく知識と技能
- 人の生の営みが自然の恩恵の上に成り立っていることを理解し、自分以外の他者や自然に対して、感謝の気持ちを持つことができる。
- 教養教育科目、専門教育科目を体系的に学ぶことにより食の専門家として必要な知識と技能ならびに人間性、社会性が身についている。
2.食の専門家としての実践力と応用力
- 食の専門家として求められる技能と応用力が身についている。
- 対象者のライフステージや身体状況に応じた健康づくりを支援をすることができる。
- 食品成分の栄養特性や機能性、安全性などの基本的知識を踏まえた実験技能が身についている。
3.生涯学び続ける姿勢
- 他者とコミュニケーションを図り、協力して作業に取組み、計画を進めることができる。
- 生涯にわたって新しい知識と技能を身につけ、食の専門家としての資質向上に努めることができる。
4.論理的思考による課題解決力
- 栄養と食の視点から健康に関わる様々な問題を発見し、修得した知識や技能を基に論理的に思考し、課題を解決することができる。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
基本方針
食物栄養学科では、ディプロマポリシーに掲げる能力を身につけるため、次の方針の下に教育課程を編成し、きめ細やかな履修・学修指導を行います。
1.教育課程の編成
- 初年次教育を重視し、1年次を中心に、豊かな人間性を養う礎となる、キャリア、健康スポーツ、外国語など幅広い分野にわたる教養教育科目を設ける。
- 1年次の教養教育科目に「大学入門」、「キャリアデザイン」を開講して、大学での学習方法、社会人基礎力、職業意識の形成や就職活動の方法について修得させる。
- 栄養士法施行規則に定められている教育内容と単位数を満たす科目に加え、食の専門家として必要な最新の知見と技能を養うための体系的なカリキュラム編成とする。
- 栄養士としての実践力、社会人としての社会力を養うために、学外活動等で地域や学外他組織との連携を図り、知識と技能を身につけることのできる実学を重視したカリキュラム編成とする。
- 専門教育の理解、学習成果については、全国栄養士養成施設協会「栄養士実力認定試験」の評価結果により、栄養士として必要な知識・技能を段階評価し、資質向上に向けたカリキュラム編成とする。
2.学修方法・学修過程
- 「食物栄養ゼミ」は卒業必修科目として位置づけ、問題発見、論理的思考、課題解決の能力を育成する。
3.学修成果の評価
- 成績評価にあたっては、シラバスに明示した各科目の到達目標、評価項目および評価基準にもとづき、各科目に適した評価方法を用いて公正かつ総合的に行います。
アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)
基本方針
食物栄養学科では、ディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーに示す内容を達成するために、以下に示す学生像を求め、入試選抜・入学前教育を実施します。
1.求める学生像
- 専門教育科目を学ぶ基礎学力を身につけている人。
- 食や健康に興味があり、栄養士免許取得を目指している人。
- 自分の食生活を大切にし、将来に向けた健康づくりが実践できる人。
- 栄養士として、地域の人々の健康に貢献したいと思っている人。
2.入試選抜
本学科で求める学生像を、学校推薦型選抜入試では口頭試問または小論文と面接、書類審査、総合型選抜入試ではプレゼンテーションと面接、書類審査、社会人入試においては面接と書類審査、一般選抜入試では学力試験と面接、書類審査において確認します。
3.入学前教育
大学教育を受けるのに必要な基礎的能力の向上のため、入学予定者に課題を与え、その提出を求めます。または入学までに学習しておくべき内容を提示します。