卒業生の声

株式会社宇部興産総合サービス(宇部興産中央病院 勤務)

渡邊 実菜美(2021年3月卒業)

山口県 防府西高等学校出身

Q1 現在どのような職場で働いていますか?

 宇部興産中央病院で、治療の一環である治療食を患者さんに提供しています。栄養の整った食事をおいしく安全に食べてもらえるよう、食事の硬さやサイズ感などにも配慮し、みんなで協力して作っています。患者さんから「おいしかったよ」というお声をいただいたときには、仕事にやりがいを感じます。

 

Q2 学生時代の思い出はありますか?

 校外実習が印象に残っています。私は病院へ実習に行かせていただいたのですが、実際に行っている病院給食の運営やさまざまな供食形態、栄養・食事・管理の方法など、校外実習でしか得ることのできない学びがたくさんありました。

 

Q3 今後の目標を聞かせてください

 給食を作っていると、食事形態の違いや適切な味付け、硬さの調節、食感、作り方など、まだまだ学ぶことがたくさんあると感じます。調理現場での経験をしっかり生かして実務知識・技術を身につけ、病院食について理解をさらに深めていきたいと思います。

 


小羽山保育園                          

岡本 美歩(2020年3月卒業)

山口県 厚狭高等学校出身

Q1 現在どのような職場で働いていますか?

 保育園で子どもたちに給食やおやつを作り、提供しています。発注や栄養価計算、その他さまざまな業務を担当し、毎月行う「食育」では、子どもたちにもっと食に関心を持ってもらえるように、楽しい教材づくりを心がけています。体力が必要で大変な面もありますが、日々子どもたちに元気や癒しをもらっています。

 

Q2 学生時代の思い出はありますか?

 一番の思い出は大学祭です。友人とチームを組んで出した模擬店がどこよりも繁盛し、盛り上がったことが印象に残っています。また、ゼミの研究でお弁当開発を行い、実際に店舗で販売をした思い出もあります。何度も試作を重ねてやっと完成したお弁当を、たくさんの方に買ってもらえてとてもうれしかったです。

 

Q3 今後の目標を聞かせてください

 子どもたちに「おいしかったよ」「おかわりしたよ」と言われると、とてもやりがいを感じます。この仕事は子どもたちの成長をそばで見ることができ、実感ができるので、これからもおいしくて栄養満点の給食を提供していきたいと思います。そして知識や技術を高め、自らのスキルアップも目指していきたいです。

 


食育や給食を通して、子供たちに食べることの大切さを伝えていきたいです。

社会福祉法人 和光保育園                  
河野 杏里紗さん

  • 2018年3月卒業
  • 山口県 新南陽高等学校出身

子供たちに喜んでもらえる給食作りに日々励んでいます。そのためにも子供たちとの会話や保育士さんの意見も取り入れて献立を考えるようにしています。調理ではスピードと段取りがとても大切です。短大での調理実習や外部実習での経験はとても役立っています。

学生時代の思い出は、学生会での活動です。各行事の企画・運営をすることは大変でしたが、やり遂げた時の感動は今でも忘れません。その他にもサークルでは、学科を越えてたくさんの友達を作ることができ、とても充実した2年間を過ごすことができました。

勉強面においても、少人数制で先生方との距離が近く、相談や質問をしやすいうべたんの環境はとても魅力的でした。

「おいしい!」と言いながら給食を食べてくれる子供たちの姿を見ると、保育園の栄養士になって良かったと思います。これからも食育や給食を通して、食べることの大切さをもっと伝えていきたいです。また、まだまだ学ぶことが多いですが、新たな資格取得にも挑戦していきたいと考えています。

 


毎日忙しい方々の食生活をサポートできる製品の開発を実現したいです。

MC エフディーフーズ株式会社                   
光安 真梨さん

  • 2018年3月卒業
  • 山口県 誠英高等学校出身

私は食品開発技術者として、フリーズドライ食品の開発業務に携わっています。

業務実施にあたり、フリーズドライ食品の付加価値を上げられるよう視野を広げ、より多くの知識を幅広く身に付けるよう日々努力しています。開発業務に行き詰ってしまった際は原因を考え、上司や先輩に相談し、助言をいただきながら仕事を進めています。先輩方のように仕事ができるよう知識を深め、経験を積めるよう頑張っています。

また新規開発はもちろん、既存製品の改良についてもより良い製品造りを考えられる食品開発技術者になりたいと思っています。

学生時代に給食実習で、栄養バランスを考慮した献立をみんなで作成しました。みんなで協力して準備することで、いろいろな角度から物事を考えることもできました。給食が完成した際には達成感と喜びを感じ、困難なことでも挑戦することは自分の強みになると実感しました。

新規開発は客観的に物事を考えることも重要になってくるため、学生時代で培った経験を活かしていきたいです。

少子高齢化社会の現代は人手不足が続き、働く女性も多くなっています。女性に限らず、毎日忙しい方々の食生活をサポートできる製品の開発を実現したいです。仕事が忙しいと、つい食生活に気を遣うことができなくなってしまいがちですが、誰もが栄養バランスの良い、美味しい食事を望むと思います。そういった際に活用していただける商品を開発していきたいと思います。

フリーズドライ食品は真空冷結乾燥技術を利用しており、美味しさをそのまま閉じ込めることができます。栄養面、手軽さという面においてもメリットがたくさんあります。そのメリットを活かし、みなさんに支持していただける商品開発を実現したいです。