科目名 食品化学実験 
担当教員 松冨 直利
石丸 隆行
単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
1 必修 実験 1年次後期 フードスペシャリスト資格 必修
授業概要 一貫して指定した食品の栄養成分の分析を行い,最終的にエネルギー値の算出まで行うことによって,食品成分表に記載されている値への理解を深める.
到達目標 「五訂増補日本食品標準成分表」に記載されている食品成分の分析法を理解する. 
基本的な化学分析の技術を習得する.
授業計画 1.実験についての諸注意.レポートの書き方
  水分の分析@(秤量ビンの恒量)
2.水分の分析A(秤量ビンの恒量,試料の採取)
3.水分の分析B(乾燥後の秤量ビンの恒量)
  脂質の分析@(定量ビンの恒量)
4.脂質の分析A(定量ビンの恒量,ソックスレー装置への装着)
5.脂質の分析B(抽出後の定量ビンの恒量)
6.たんぱく質の分析@(試薬の調製,試料分解の準備)
7.たんぱく質の分析A(試料分解液の希釈)
8.たんぱく質の分析B(水蒸気蒸留)
9.灰分の分析@(るつぼの恒量,試料採取,炭化)
10.灰分の分析A(灰化後の恒量)
11.無機質の分析@(試薬の調製)
12.無機質の分析A(試料溶液の調製)
13.無機質の分析B(リンの定量)
14.無機質の分析C(カルシウムの定量)
15.炭水化物,エネルギーの算出
受講の心得 1つの分析が終わった翌週にレポートを提出すること.

欠席の多い者,レポートを1通でも提出していない者は不可とするので注意すること.
成績評価 レポート(80%),試験(20%)
関連する科目 食品学総論,食品学各論,調理学,給食管理学
テキストおよび
参考書
大鶴 勝 編 『食品学実験』(朝倉書店)
『五訂増補日本食品標準成分表』