科目名 社会福祉論
担当教員 工藤 隆治
単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
2 必修 講義 2年次後期 栄養士 免許 必修
授業概要  わが国は、少子高齢化、虐待、生活困窮、介護、障害者の自立支援など社会福祉の問題が多様化している。このような現状を踏まえて、本講では、社会福祉の意味を把握したうえで、イギリス、日本の社会福祉の歴史を概略史的に学んだ後、社会福祉の各論について学習する。
到達目標  本講義では、社会福祉の歴史を考察することにより、社会福祉の基本的な考え方を理解することを目的とする。あわせて、生活保護、高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉などの社会福祉の分野の概要、ソーシャルワーク原理・思想、社会福祉の哲学、性質などを理解する。
授業計画 1 社会福祉論とは
2 現代社会の推移による生活ニーズの変化
3 社会福祉の意味
4 エリザベス救貧法と新救貧法 社会福祉の歴史@
5 イギリスの貧困調査−チャールズ・ブースとシーボーム・ラウントリーの活動を中心に− 社会福祉の歴史A
6 慈善組織化運動(COS運動)とセツルメント 社会福祉の歴史B
7 近代社会における社会事業の成立−明治期から第2次世界大戦終戦まで− 社会福祉の歴史C
8 占領期から平成の福祉改革までの社会福祉 社会福祉の歴史D
9 社会保障の意味
10 公的扶助(生活保護)の概要
11 高齢者福祉の概要
12 児童・家庭福祉の概要
13 障害者福祉の概要
14 ソーシャルワークの原理
15 社会福祉の補充性
受講の心得 ・授業計画は、授業の進行状況などにより、変更することもあるので注意すること。
・授業計画に示された項目について、主体的に学ぶ姿勢を身につけること。
・携帯電話の電源を切り、鞄などにしまっておくこと。
成績評価 学期末試験を中心に、授業時の課題を含めて評価する。
関連する科目
テキストおよび
参考書
毎時間、授業で配布する資料を使用する