科目名 | 生命の科学 |
担当教員 | 星野 晋 |
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単位数 | 必選区分 | 授業形態 | 開講時期 | 関連資格の必選 | |
2 | 選択 | 講義 | 1年次前期 |
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授業概要 |
生命科学(ライフ・サイエンス)は、人間をはじめとする生き物の仕組みと「生」のいとなみ、すなわち生命現象を科学的に探求する学問である。また同時に、生命をめぐるさまざまな技術、その社会的活用の可能性と問題を検討する総合的・学際的研究分野でもある。本講義では、生命のみならず人生、生活をも意味する「ライフ」という言葉をキーワードに、生命現象をどのように捉えたらいいのか、また生命・ライフを扱う上でどのような課題があるのかを考える。 |
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到達目標 |
・生命の科学(ライフ・サイエンス)がどのような分野であるかを理解する ・不妊治療や臓器移植など、今日話題になっている生物学的技術について理解する ・生物学にもとづく新技術が、近年どのような社会問題を引き起こしているかを理解する ・生命科学上の課題に対して、どのように解決したらいいか、自分の意見をもち、他者に表明できるようになる ・私たちのLife(生命、いのち、くらし、人生)の現在と将来について、自分なりの考えをもつ |
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授業計画 |
1.オリエンテーション:Lifeとは何か 2.不妊症と生殖補助医療 3.生殖補助医療の課題1:親子 4.生殖補助医療の課題2:どこから人とみなすか 5.脳死と臓器移植 6.臓器移植をめぐる問題 7.インフォームド・コンセント 8.輸血をめぐる文化摩擦 9.人体解剖にみる西洋医学の考え方 10.国際医療協力と文化摩擦 11.病気とは何か:文化と医療 12.病むことの物語 13.超高齢化社会を生きるために 14.作られた健康、創り出す健康 15.まとめ |
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受講の心得 |
自分の頭で考え、意見を持ち、他者と意見交換や議論ができるようになることを目指して受講すること |
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成績評価 |
出席(欠格条件)、受講態度(10%)、小レポート(20%)、定期試験(70%) |
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関連する科目 |
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テキストおよび 参考書 |
テキストは用いない。参考書は随時提示する。 |