科目名 福祉社会
担当教員 近藤 鉄浩

単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
2 選択 講義 1年次後期
概要と目的 ハンディのある人もない人も、その人らしく生活していくことができる社会(福祉社会)を実現していく上で基本となるポイントを、「隔離」「共生」といったキーワードをもとに考えていく。病気や障害を持つ人々に対する排除の歴史と現状を取り上げ、そうした人々に対する援助のあり方をふまえて「共に生きる社会」づくりへの道すじについて考える。
到達目標 ・ 私たちの社会が病気や障害を持つ人々に偏見を抱き排除するのはどのようなメカニズムによるのか説明できる。                                     ・ハンディのある人とない人が共に生きる社会をつくるために大切な事柄を説明できる。
授業計画
1.ハンセン病回復者に対する宿泊拒否問題について
2.ハンセン病をめぐる歴史
3.ハンセン病回復者の生活上の課題
4.水俣病がもたらしたもの
5.見過ごされている知的障害者−知的障害者と犯罪−
6.発達障害・精神障害について
7.福祉施設が街にやってくる−施設建設反対運動について−
8.補助犬を拒まないで
9.バリアフリーについて
10.バリアフリーを進めることの難しさ
11.高齢社会と私たち
12.人を寝たきりに向かわせるもの
13.認知症のお年寄りの思い
14.隔離しないで共に生きるためには
15.まとめ
受講上の注意
評価方法
レポートにて評価する
テキスト
参考書
オリジナルのレジュメを配布する
関連科目
キーワード 福祉社会、隔離、共生、自立、援助