科目名 | 障害児の発達援助法 |
担当教員 | 水田 和江 村上 玲子 |
||
単位数 | 必選区分 | 授業形態 | 開講時期 | 関連資格の必選 | |
1 | 選択 | 演習 | 2年次前期 |
保育士資格 選択 |
|
授業の目標 |
障がいのある子どもの発達を援助し、主体的な生活ができるように、具体的な発達援助の方法、適切な生活環境の形成について学ぶ。また、保育者が他の専門機関との連携を図りつつ、障がいのある子どもの保護者を支援するための方法についても学ぶ。さらに、音・音楽活動の意味及び個々の子どもの発達ニーズに応じた音楽活動(音楽療法)の実践方法について学ぶ。 |
||||
授業の概要 |
1.子どもの発達と障害の特性に配慮した活動について理解する。 2.全面的な発達を促す保育の展開や保育環境について配慮できるようにす る。 3.保護者への育児支援について留意できるようにする。 4.音楽療法の用い方について学ぶ。 5.音・音楽を中心に、具体的な個別支援計画を作成し、実践することができる ようにする。 |
||||
授業計画 |
1.障がいのある子どもの発達理解 “「障がい」とは” 2.集団活動への導入@ “乳幼児期の障害のある子どもの発達援助” 3.集団活動への導入A “早期療育と日常生活への適応” 4.主体的生活への導入@ “選択する力の獲得” 5.主体的生活への導入A “余暇活動への参加” 6.主体的生活への導入B “社会的自立の意味と参加への支援” 7.家族とのかかわり@ “障がいの受容への支援” 8.障がいのある子どもの発達と音楽療法 9.音楽療法の対象と目的 10.音楽療法のアセスメントと治療構造 11.発達援助と声・音・音楽の役割と使い方 12.音楽療法のセッションの組み立て方 13.音楽療法の記録と評価 14.軽度発達障害児の特性と音楽療法の実践 15.重度発達障害児の特性と音楽慮法の実践 |
||||
受講上の注意 評価方法 |
レポート提出(70%)、小テスト(20%)、授業への参加度(10%)による総合評価 |
||||
テキスト 参考書 |
(参考書) E.Hボクシル著「発達障害児のための音楽療法」人間と歴史社 2003年 宇佐川 浩著「障害児の発達臨床とその課題」 学苑社 2000年 水田和江他著「障害のある子どもの保育実践」 学文社 2010年 |
||||
関連科目 |
障害児保育、障害者福祉 |
||||
キーワード |
発達援助、主体的活動、音楽療法 |