科目名 病理学
担当教員 長澤 孝明

単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
2 選択 講義 2年次前期 栄養士免許 必修
授業の目標 病理学は、病気の原因(病因)と病気になった時に生じる変化を細胞レベルで究明する基礎医学の一分野である。病気の多くは栄養状態と深いかかわりがあるものがあり、特に最近増加している生活習慣病は食生活とのかかわりが深い。また、病気が治る過程でも栄養状態のよしあしが影響をする。栄養状態と関連性の深い病気、わが国で頻度の高い病気を取り上げ、病気の全体像について解説する。
授業の概要 細菌やウイルスなどの病原体の侵入によって起こる感染症から、自分の細胞の反乱によって生じるがんまで、頻度の高い病気(疾患)を取り上げ、講義を行う。
授業計画
 1. 序論(病理学とは)
   
 2. 病気の種類と要因
   
 3. 退行性病変
    
 4. 進行性病変
    
 5. 循環障害 
    
 6〜 7. 炎症(感染症、食中毒を含む)
   
 8〜10. 腫瘍(種類、診断、良性、悪性など)
   
11. 血液の疾患
   
12. 糖尿病 高脂血症 高血圧症(メタボリックシンドロームを含む)
   
13. 創傷 骨粗鬆症
   
14. 加齢の疾患
   
15. 全体のまとめ
受講上の注意
評価方法
講義は黒板に書きながら進めるので、ノートを持参すること
評価は筆記試験で行う。
テキスト
参考書
わかりやすい病理学
適宜プリントを配布
関連科目 解剖生理学、生化学、公衆衛生学、食品衛生学
キーワード 病気の原因、細胞の変化、身体の異常、生命の危険性