科目名 乳児保育演習
担当教員 笹尾 妙子

単位数 必選区分 授業形態 開講時期 関連資格の必選
2 必修 演習 2年次通年 保育士資格 必修
授業の目標 ・廣く乳児(3才未満)の発達と保育を学び、発達を促す保育方法・援助技術を、
 ビデオや実技などで具体的に学習させる。
・乳児を集団で保育することについて、保育現場での具体的な課題を討議しな
 がら、問題解決の方法を理解させる。
授業の概要 ・保育士の関わり、あそびなどをビデオで紹介したり、実技を通して生活の援助
 やあそびを学ぶ。
・資料・実習の中から課題をみつけ、保育のあり方・方法・援助について討議
 し、自ら育っていくことの意義を深めていく。
授業計画  
<前 期> 乳児が生活し、発達していくための援助を具体的に演習する
 
 第1週      乳児保育の役割
           (演習を学ぶ意義と授業方法)
 第2〜9週    生活の援助
           (入園に当り・受け入れ保育・入園当初の保育・
            抱く、おんぶ、食事、排泄、沐浴などの援助の仕方)
 第10〜12週  あそびと環境
           (0、1、2歳児の遊び・大人の役割・月齢、年齢に
            あった環境)
            
 第13〜15週  保育実習にあたり
           (指導計画作成・玩具づくり)
 第16週     試験
 
<後 期> 事例をもとにグループ討議を通して保育士の役割およびかかわり
      方を演習する
 
 第1〜3週    子供の育ち(社会性の発達)
 第4〜6週    トラブルの解決
 第7〜9週    環境と安全
 第10〜11週  子育て支援および保護者との信頼関係を築く方法
 第12〜14週  指導計画の作成と実際(行事)
 第15週      望ましい保育者像(チームワーク)
 第16週      試験
受講上の注意
評価方法
 積極的な受講態度を望む
 定期試験、実技、課題レポート、出席(受講態度を含む)による総合評価 
テキスト
参考書
 吉本和子著 乳児保育 エンデル研究所 1,800円
 保育所保育指針 厚生労働省
関連科目  小児保健、小児保健実習、小児栄養、保育内容研究T〜X 
キーワード  発達の援助、保育技術、課題