科目名 | 歴史と文化 (日本文化論) |
担当教員 | 武藤 たるみ |
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単位数 | 必選区分 | 授業形態 | 開講時期 | 関連資格の必選 | |
2 | 選択 | 講義 | 1年次前期 |
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授業の目標 |
「茶道」は、人間の精神性や美意識だけでなく、日常のさりげない所作や経済的な営みなど、人間生活全般に通じる日本の伝統文化です。 この代表的日本文化のひとつである「茶道」を通して、自然や人を豊かな心で見たり考えたりする力を養うことを目標とします。 |
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授業の概要 |
茶道は実践を伴うものであるという特殊性を有しているため、授業は「講義」の中に「演習」を取り入れながら行うこととなります。 礼儀作法など人とのかかわり方から「道」として思想、今日に至るまでの「歴史」、茶道文化にかかわる「書」「花」「茶道具」「茶(その成分)」など、その奥行きの深さとともに基礎知識を総合的に学びます。 |
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授業計画 |
日本は四季を持つ美しい国です。この講義においては四季を感じる感受性を育てるために講義は月単位で行っていきます。そして、茶道がいかに日常生活の中に生かされてきたかを実感しながら日本文化とは何かを考究します。 呈茶(お菓子とお茶を頂きます。)は不定期に講義の中で頂き方の演習を兼ねて行います。 4月「桜の茶会」 第1週 「茶の心」について 第2週 「わび・さび」の美意識について 第3週 「茶道と禅」について 5月 「菖蒲の茶会」 第4週 <平安時代>茶道の起源と日本伝来 第5週 <鎌倉時代>茶の普及と抹茶法 第6週 <室町時代>喫茶の広がり・武家の茶・わび茶のへの道 6月「若葉の茶会」 第7週 <安土桃山時代>千利休と茶道の成立、信長の茶の湯 第8週 <安土桃山時代>秀吉の茶の湯 第9週 <安土桃山時代〜江戸時代前期>千家の成立 第10週 <江戸時代前期> 第11週 <江戸時代中期> 7月「七夕の茶会」 第12週 <江戸時代後期> 第13週 <明治時代>近代の茶の湯 第14週 <昭和時代(戦前)> 第15週 日本文化と歴史についての総括 *必要経費(菓子、抹茶、その他、演習で使う道具など) 4月〜7月の4ヶ月分 2000円(1月500円)を別途、徴収します。 *定員について 多数の場合は抽選にて人数調整を行う可能性があります。 ご注意下さい。 |
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受講上の注意 評価方法 |
筆記試験はなし。 出席状況、授業態度、レポート提出(数回)によって総合評価します。 特に出席重視で出席点が高いので要注意。 |
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テキスト 参考書 |
適時 プリント配布 |
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関連科目 |
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キーワード |
日本文化、日本伝統文化、茶道、茶の湯、Way of Tea |