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香川昌子の世界
教育理念〜 11.昌子の躾のきびしさ
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躾の教育は、一歩誤れば生徒を因循姑息にして、正しいことさえ主張できない人間を作ってしまう恐れがある。しかし、昌子の躾は、この危険をよく避け得た。
静かななかに、動きをひめた人間造りこそ、昌子の教育の理想であった。
静のうちにひそむ動は、時を得てたちまち発するのである。
曖昧な妥協を許さない昌子の教育は、教え子達が人生を生きる姿勢をつくったのである。(181)
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