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- 佐々木家の三男、行侃は香川家の婿養子となる。
- 行侃が昌子の父である。
- 行侃は楽天的、開放的な気質であった。(9)
- 行侃は長男、ト太郎(やすたろう)と昌子の教育には自由放恣な態度でのぞんだことがうかがえる。
- 二人の子は、素質をゆがめることなく成長して生涯を決定づけたと思われる。
- 謹直な香川家の血はト太郎がうけついで生涯を終わったし、開放的行動的な行侃の気質は妹の昌子が受け継いでいる。
- この兄と妹に共通したものは、学問への深い執着と、ひたむきな求道精神であろう。この血をはぐくみ育てた風土が新谷村だったのである。(現在の愛媛県大洲市新谷区)(10)
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