もっとも小さいJavaで書かれたプログラムを下記に示します。
public class Jsmp1{
public static void main(String args[]) {
System.out.println("My first Java.");
}
}
わずか5行のプログラムですが、このプログラムを実行させると「My first Java.」と表示をします。
- クラス名:Jsmp1
Javaのプログラムの単位は、クラスという単位で記述されます。したがって、何かの仕事をさせるためには、必ずどこかのクラスに命令が記述されるということになります。慣例的に、クラス名は、最初を大文字で書きます。
- メソッド名:main
クラスの中には、命令が書かれるのですが、ある処理をする命令のかたまりをメソッドと呼びます。ここでは、それがmainという名前になっています。
メソッド名の中で、mainと言う名前は特別な意味があります。Javaでは、mainという名前のついたメソッドから実行するという約束があるからです。
- 実行文:System.out.println
この命令は、( )内の内容を表示し、最後に改行を入れるという命令です。この命令も実はメソッドの一つです。このように、Javaには、良く利用される処理に対応したメソッドが予め準備されています。プログラムを作る人は準備されていない処理だけを記述すれば良いことになります。
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