課題19：データの並べ変え

1. 手順を考える力を養う。
2. 判断や繰り返しの使い方を学ぶ。
3. 配列の使い方を学ぶ。

1. キーボードからデータ(整数の数値)を入力し、配列に保存する。
   • 数値の入力は、入力の値として"；"が入力されるまで入力する。
   • 最大50個まで入力できるものとする。
2. その後、配列に保存されたデータを小さい順に並べ変える。
   
3. 並べ変えられたデータをその順に出力する。

• このプログラムは、大きく分けて次の３つの処理に分かれます。
  1. キーボードからデータを配列に読み込む処理
  2. 配列に格納されたデータを小さい順に並べ変える処理
  3. 並べ変えられた配列のデータを出力する処理
  
  
• このうち、１と３の処理は、一つ前の課題１８「入力と逆順に表示」プログラム の処理とほぼ同じです。
  課題１８よりは簡単かもしれません。 なぜなら逆順に出力する必要がないからです。

• ２.の処理は、情報処理を勉強する人が必ず一度は作成するプログラムのひとつです。
  つまり、入力した数値を小さい順に並べ変える処理です。

• "データを並べ変えるプログラム"のことをソート (sort) あるいは分類のプログラムと呼びます。

• プログラムでデータを並べ変える方法には、非常にたくさんの方法があります。
  これらの方法は次の２種類に分けることができます。
  • 主記憶装置にあるデータを並べ変える場合 (比較的少量のデータ)
  • 補助記憶装置にあるデータを並べ変える場合 (大量のデータ)

  どこに記憶されているデータを並べ変えるのかによって、方法は大きく異なります。
  この課題は、配列にある数値を並べ変えるプログラムですから、 「主記憶装置にある
  データを並べ変える」プログラムです。
  このようなプログラムは、比較的少量のデータを並べ変える時に使います。

• 配列に格納されているデータを並べ変える手順 (アルゴリズムという) は、いくつかあります。

  まずそれを考えてみて下さい。あなただったらどうしますか？

1. 分類のアルゴリズムについて。
2. アルゴリズムによっては、「最大値を求める」「最小値を求める」プログラム。
3. 配列を用いたプログラム。

Type in ? 111
Type in ? 24
Type in ? 2345
Type in ? ;
24
111
2345

アンダーバーの引かれた値は、キーボードから入力された値とします。

2008年2月6日（水）

• 問題
• プログラム
• 実行例あるいは実行結果
• 考察
  考察は、プログラム作成時に考えたこと、起こったエラーや問題点、それらをどのようにして解決できたかあるいは出来なかったかを記述してください。
• 感想 何らかの感想があれば書いておいてください。