データベースのオープンは、DBIのconnectメソッドを用いて記述します。 オープン時には、使用するデータベース管理システムを指定します。 この指定を変えることで Oracle や PostgreSQLなどのそれぞれのデータベースにアクセスすることができます。

下記の記述例は、PostgreSQLのegiデータベースをオープンし、もしエラーが起こった場合はエラーメッセージを表示しプログラムを終了（die）させています。

【記述例】 $username="egi"; $dbh = DBI->connect("dbi:Pg:dbname=egi",$username) or die "Cannot connect: " , $DBI::errstr;

【形式】 $dbh = DBI->connect("DBDドライバ名とデータベースの指定", "ユーザ名") or die エラーメッセージ;

DBDドライバ名とデータベースの指定

"dbi:Pg:dbname=egi"

PostgreSQL用のドライバ(Pg)を用いて、データベースegiをオープンすることを意味している。

ユーザ名

ここでは、$usernameに格納されているユーザ名egiと指定

エラーメッセージ

"Cannot connect: " , $DBI::errstr;

例えば、データベース名を間違えると以下のように表示され、プログラムが終了する。

[egi@myouga]$ perl cgi40.pl
DBI->connect failed: FATAL 1:  Database ego does not exist in pg_database
 at cgi40.pl line 5
Cannot connect: FATAL 1:  Database ego does not exist in pg_database
[egi@myouga]$ 

Cannot connect:以下がプログラムによって出力されたメッセージです。