それでは、私たちが作成した書籍管理データベースについて説明します。
私たちは、藤井先生の研究室にある書籍管理のデータベースを作成したので、データベース名を「BOOKDB」にし、テーブル名を「booktable」にしました。
テーブルにどんなデータを保存するか列挙し、それぞれのデータ項目のフィールド名を考えます。
そして、各フィールドのデータ型を決定します。
これらをもとにデータベースを作成します。
create databaseでデータベース名を入力し、MySQLサーバ内に新規作成をします。
作成したデータベースのなかにテーブルを作成します。
テーブルに入力するそれぞれのデータについて、フィールド名、データ型を定義します。
次に、データを入力追加します。この式のようにinsert intoでテーブル名をvaluesで値を追加します。このプログラムをphpに組み込むことでweb上からデータを入力できるようにしました。
これをもとに、初めにごらんいただいたような、書籍管理データベースを操作するプログラムを作成していきます。
このように10個のプログラムを作成していき、書籍管理システムを完成させました。
まず、データを入力するプログラムの説明をします。
接続設定としてサーバ、データベース、ユーザをこのようにしておきます。
MySQLコネクト関数で先ほど設定したサーバ、ユーザを参照することでMySQLサーバへの接続をオープンにし、MySQLディービー関数で私達の作成したbookdbデータベースを選択します。ここまでのプログラム構成は書籍管理データベースを操作するために全ての書籍管理データベース操作プログラムに必要となっています。
データはweb上の入力フォームから入力するようになっているので、フォームから受け取ったデータをMySQLクエリー関数でデータを追加するSQLのインサートクエリーをMySQLに送信することでbooktableに書籍データを1件ずつ追加できるようにしました。
次にbooktableのデータを表示するプログラムについて説明します。
先ほどのMySQLクエリー関数でセレクトクエリーをMySQLに送信し全てのデータを取り出します。
取り出したデータはMySQLフェッチアレイ関数で配列に格納し、1件ずつ返すようにします。結果タイプのMySQLアソックとは結果を連想配列として取得することです。この配列をテーブルに格納することでbooktableのデータをweb上で表形式で見ることが出来るようになります。
最後にbooktableのデータを削除するプログラムについて説明します。
このプログラムは削除ボタンで削除するようにしてあるのでif文で削除ボタンがクリックされたことを確認するとデリートクエリーを送信し、where条件で選択されたidのデータを削除します。
こちらをクリックしていただくと、プログラムソースとその訳をわかりやすいようページを作成しましたので、興味のある方は、こちらをご覧ください。
以上で藤井ゼミの発表を終わります。