★値渡し
 値渡しとは、簡単に言うと「関数に対して変数のコピーを渡す」という引数の渡し方です。
 次のようなスクリプトの内容を確認してみましょう。変数$xはtestfunc関数に対して「$a」として渡され、その
中で別の値(元の数の10倍)に置き換えられています。

例)
<?php

 function testfunc($a) {
  print "関数側 " . $a . <br>";
  $a = $a * 10;
  print "関数側 " . $a . <br>";
  return $a;
  }

 $x = 5;  print "呼び出し側 " . $x . <br>";
 print "呼び出し側 " . testfunc($x) . <br>";
 print "呼び出し側 " . $x .<br>";

?>

 これを実行してみましょう。「呼び出し側」のprint分のうち、2回目でtestfunc関数の引数として変数$xを
渡した場合の出力は「50」ですが、3回目でそのまま$xを出力した場合はもとの「5」に戻っています。

実行結果