インターネットで何ができる?
一言で言えば。。。。
インターネット上で利用できるサービスは多種多様です。
そのうち、次のようなサービスが代表的なものです。
- 電子メール
郵便局から手紙を出すように、自分のコンピュータで書いた文書を、ネットワークを介して相手のコンピュータに送り届ける機能です。これはインターネットを使ったサービスとしては非常に古く、また現在でも最も実働しているものです。
文書として送れる中身は、文字情報だけでなく写真や音声の情報も送ることができるようになってきています。
- ネットニュース
ネットワーク上の掲示版のようなものです。
電子メイルは、個人から個人にメッセージを送るのに対して、ネットニュースに書かれた記事は不特定多数の人に読まれます。これがネットニュースの特徴です。
- WWW ( World Wide Web )
ネットワークに接続されているコンピュータに、公開したい情報を置いておき、それを見たい人はコンピュータのアドレスを指定することによって、自分のコンピュータからその情報を見ることができる機能です。
WWWで扱える情報は文字だけでなく、画像、動画、音声など多様であることから、幅広い利用がなされているインターネットの代表的なサービスです。
- ftp ( File Transfer Protocol )
通常、匿名ftp(anonymous ftp)と呼ばれるものを指します。
匿名ftpとはWWWのように、公開可能な情報をftpサーバと呼ばれるコンピュータに置いて、誰にでも自由にアクセスを許す仕組みです。
特に、「配布可能なソフトウェア」や「いろいろな文書やデータ」などが情報として置かれている場合が多いです。
WWWブラウザから匿名ftpにアクセスすることもできるので、無意識にこの機能を使っている場合もあります。
- 遠隔ログイン
ネットワークでつながったコンピュータを、距離的には離れた別の場所にあるコンピュータから使う方法です。
主張中に家の自分のコンピュータにつなげて、メイルを読むなどができるのは、このサービス機能を利用してできます。
- IRC ( Internet Relay Chat.)
インターネット上での会議システムの機能のこと、一般には「ちゃっと」と呼ばれています。
これは様々な使い方がありますが、特定の話題とか、特定のグループで開かれている会議室がコンピュータ上に用意されており、それに参加した人は他の人の発言を聞いたり、自分の意見をキーボードに入力することによって発言することができる機能です。
江木鶴子 : egi@cs.ube-c.ac.jp